黄昏の帰り道 by ELWAT
そろそろパソコン関連のことを書かないと立場が危ういELWATです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、最近家でパソコンを立ち上げると、「電子工作」とか、「自作オーディオ」なんて
検索して、色々なWEBをみては勉強させていただいています。
特に「自作オーディオ」等をされている方は、結構携帯オーディオプレーヤーにも好意的
な方が多く、こだわりを持って、いろんなウンチクが出てきます。
私は通勤時間がやたらと長いので、電車の中で聴ける携帯オーディオはいつも興味津々な
のですが、ずっと手持ちの「リナックスザウルス」で音楽を聴いていました。
しかし、仕事場が移転したため、ただでさえ長時間の通勤時間が、さらに伸びてしまいま
ったのです。
恐ろしいことに、片道でCD4枚は楽勝で聴けるくらいの時間がかかっています。
こうなると、流石に「リナックスザウルス」のバッテリーが持たない。
MP3だけなら何とかなりますが、音楽聴きながら文章打ったりすると、結構厳しいです。
毎日、充電するのもなにかと面倒です。
そういう訳で、携帯オーディオ専用機を物色しているわけです。
まずは、「音」が良いことが条件、と言いたい所ですが、私みたいな利用法だと
・値段が安い(お金がないから)
・長時間つかえる(毎日充電したくないから)
・容量が多い(飽きないくらいの曲数は入れたい)
・音が良い(ヘッドホンは別に買う覚悟あり)
の順で、優先順位がつきそうです。
まず、iPodに代表される携帯オーディオプレーヤーは様々な圧縮形式でファイルが保存さ
れています。
代表的なモノでいくと
・MP3
・WMA(Microsoft)
・ATRAC(Sony)
・AAC/M4A(Apple)
などが一般的ではないでしょうか。
圧縮の仕組みは様々ですが、基本的には色々な音が混ざり合っている中で、この音は聴こ
えないだろう、といった音をカットすることで、ファイルの容量を減らすことが一般的で
す。
この仕組みの問題点は、「本当にその音が必要ないのか?」ということに尽きます。
実際、MP3のデータを製作する際に、圧縮率を変えて同じ曲を保存し、ちゃんとしたオー
ディオ用のスピーカーで再生すると違いが分かります。
やはり、データを間引いているMP3は、圧縮率を高くするほど、不自然な音になっていき
ます。
家でデータを聴くなら、圧縮していないデータを大容量のHDDに保存しておけば問題解決
ですが、携帯オーディオとなるとそうもいきません。
限られた保存容量に、退屈しない曲数を保存しておく必要があるわけです。
しかし、しかしですよ。
どうせなら良い音で聴きたいというのが人情じゃないですか。
そうなると、いくら圧縮率を低くしても、所詮圧縮ファイル。
音が削られているわけですよ。
じゃあ、圧縮しないとなると、CD一枚につき700MBほど容量が必要になるわけです。
ファイル形式としては
・WAV(Windows)
・AIFF(Apple)
となる。
これだと、容量の少ない安価な携帯オーディオでは、あっという間に容量がいっぱいにな
ってしまう。
8GBのメモリがあっても、下手をすればアルバムが14枚入るかどうかです。
それの打開策として、話題となっているのが、可逆圧縮形式というものがあります。
可逆圧縮というのは、ファイル自体は圧縮されてはいるが、音自体は省くことなくファイ
ルサイズを小さくしている。
つまりもとの状態に戻せる音楽ファイル形式で、理論的には音が間引かれていない分、良
いということに。
代表的なところでは、
・Apple Lossless(Apple Lossless Audio Codec、ALAC)
・FLAC(Free Lossless Audio Codec)
・Monkey's Audio
などがあるらしい。
このなかで一番利用されているのが、Apple Losslessだと思います。Apple LosslessはiP
odで利用でき、iTunesではAppleロスレスと表示されます。
iTunesとiPodのコンビは、人気、実量ともに十分。
しかもiPod classic(HDDモデル)なら160GBや120GBのHDDをつんだモデルがあるので、容
量不足も解消されます。
しかし、しかしですよ。
iPodなんてオシャレじゃないですか。
いや、今や誰でも持ってるかもしれませんが、ちょっと、私が持つにはオシャレだと思う
んですよ。
それに絶対評価ならiPodのHDDモデルは信じられないくらい安いんですが、私のお小遣い
との相対評価でいうと、ちょっと高いんです。いや、安いんですよ。でも高いんですよ。
ここは頑張って大容量のiPod classicを買うのが、一番後悔しないパターンですが、後悔
するかしないかのところを狙って、後悔しながらも楽しむのが私のパターン。
今HDDモデルの携帯オーディオって少ないですね。
しかし、16GBや32GBのモデルは一気に値段が上がります。
そうなると、本体はメモリが小容量で、MicroSDなどで容量が増やせるタイプのモノが、
この世界的な不況といいますか、単に私のお小遣いが少ないためといいますか、現実的な
感じがします。
まあ、CDを何枚も持ち歩くことを考えたら、MicroSDを数枚持ち運ぶくらい、どうってこ
とないでしょう。
安くて、MicroSDが使えて、ネットでの評判がそこそこ良くて・・・、ということでSANDISK「Sansa c240」を購入しました。
色々検討した結果、兎に角値段で選ぶあたりが私らしいのですが・・・。
当初考えていた、可逆圧縮のファイルも使えませんが、MP3の圧縮率を下げれば多少は音
も良くなるでしょう。
ヘッドホンも、音漏れしないカナル型のVictor「HPC-FX50」を購入しました。
私の経済状況だと、かなりの投資ですが、これで通勤が楽しくなれば良しということで。
で、実際使ってみての感想ですが
バッテリの持ちもいいし、音も「リナックスザウルス」より良いし、値段も安かったし、
MicroSDへのデータコピーもファイルのファイルのドラッグ&ドロップでOKだし、費用対
効果は最高なのですが
やっぱり、可逆圧縮ファイル対応のHDD大容量のモノが欲しくなりました。
まあ、無いものねだりは世の常です。
いつかは買うぞ、大容量。
そんなことを考えながら、JAZZを聴きつつ通勤電車に揺られるのでした。 この記事の上に戻る